残念なビーチコーミングを経て、今度は山に入ってアンモナイトを探します。北海道でアンモナイトを見つけるのは数年来の夢でしたが、知人の化石マニアの協力を得て実現しました。本当にありがとうございました。
北海道のアンモナイトは、ノジュールと呼ばれる球状の岩石中から産出する場合が多いです。したがってアンモナイト探しは、沢を遡行しながら、見つけたノジュールをハンマーで割る作業となります。
中川の沢
初日は中川町の沢に入りました。ヒグマが出ると聞いたので、注意しながら進みます。
足跡
早速、足跡を見つけてしまいました。爪までしっかり残っているので、今朝方のものですね。
ユーパキディスカス
感動の人生初アンモナイトです。あまり程度は良くありませんが、大喜びで持って帰りました。
骨の化石
海生爬虫類、カメ、恐竜のいずれかの骨です。40kgほどありましたが、気合いで担いで持って帰りました。
成果
大きなユーパカディスカスがいくつか採れました。
キタキツネ
餌付けされているようです。可哀想に、もう長くはないでしょう。
ヒグマ
中川エコミュージアムにヒグマの剥製がありました。
足跡
古潭別の沢にて。ちょっと大きめ。
ヒグマ
三笠市立博物館にあったヒグマ頭骨です。異様な大きさが目立ちました。麻布大のヒグマと同じくらい大きいです。
メヌイテス
同じく三笠市立博物館の標本です。実は3日目の沢でこの標本と同じメヌイテスを採集しました。クリーニングがうまくいけば、とんでもない標本となります。
5日間の北海道巡見を終えて、今度は地質学会に出席するため、山形へ向かいます。